坂上忍 山根会長の反論バッサリ「ロレックスなんてどうだっていい」

[ 2018年8月3日 14:32 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(51)が3日、フジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)で、同局の電話取材で疑惑について反論した日本ボクシング連盟の山根明会長(78)について「言い訳、主張のレベルが低い」「スポーツのことをよくわかってるのかな」などと切り捨てた。

 番組は、2日に行われた山根会長の電話取材の模様をこれまでの経緯などを含めて放送した。同連盟の疑惑を指摘した告発状について助成金流用を除き、いわゆる「奈良判定」「グローブ独占販売問題」「過剰接待問題」などを全面否定した。

 山根会長のさまざまな反論に対し、坂上は「言い訳、主張のレベルが低い」とバッサリ。「反論するのは自由。それなりの材料を用意して反論するのかなと思ったら、反論したい気持ちが先走っちゃっているのかな。よくこのタイミングで出てきましたよね。ちょっとびっくりしました」と話した。

 16年リオ五輪代表の成松大介(28=自衛隊)への助成金の不正有用疑惑について、事実は認めたものの、息子からもらったという自身のロレックスの時計を売り、160万円を用意したと主張したことに対しても、坂上は「ロレックスの話なんてどうだっていいんだよ。このレベルの反論を繰り返すと、逆に、マイナスの情報を自分から売り出すようなもの」とあきれた。

 山根会長が会場入りする際、審判団も含めたスタッフが整列して出迎える写真についても、坂上は「当たり前の話なんですが、審判団は公正、中立であるべき」としたうえで、「試合前に自分が入っていく時に、審判さんにもこうやって出迎えさせている時点で、力関係の植え付け(がある)。そもそも山根さんはボクシングやスポーツのことをよくわかってるのかな」とぶ然。「指示したか、していないかは別にして、取り巻きが過剰な忖度をした時点で、それはダメだよと言わなきゃいけないお立場の人なんじゃないですか?」と首をひねった。

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2018年8月3日のニュース