山P“100億の男”へ「コード・ブルー」ロケットスタート 実写15年ぶり“大台超え”も

[ 2018年7月28日 07:30 ]

客席のファンと一緒にポーズをとる(左から)安藤政信、新木優子、成田凌、比嘉愛未、新垣結衣、山下智久、戸田恵梨香、浅利陽介、有岡大貴、馬場ふみか、西浦正記監督(撮影・村上 大輔)
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 俳優の山下智久(33)が主演する映画「コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―」が27日に公開され、興行収入100億円を見込めるロケットスタートを切った。

 08年にフジテレビで放送が始まった人気ドラマシリーズの初の劇場版で、7年ぶりの連ドラとなった昨年の第3シーズンは平均視聴率14.6%、最終回は16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。配給の東宝によると、初日動員数は同じくフジドラマの劇場版で16年1月に公開され興行収入46億円超の「信長協奏曲」の約2倍に上り、夏休み興行でさらなる動員が予想されることから、興収100億円を見込んでいる。今年公開された邦画実写では40億円を突破した「万引き家族」を上回りNo.1に躍り出ることは確実。100億円を超えれば、邦画の実写では03年「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(173.5億円)以来15年ぶりの“大台超え”となる。

 山下は都内で舞台あいさつ。大ヒットを知らされ「10年間続けてこられたのも皆さんが支えて育んでくれたおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをかみしめた。

 救命救急センターを舞台にドクターヘリに携わる医師らの成長を描く作品。主要キャストとして山下ら4人と10年間を共にしてきた新垣結衣(30)は「お互いがお互いを仲間として認めてくれていてうれしい。ずっと続けばいいな」と笑顔。山下は「これからの人生でも節目で関わっていく人たち」と強い絆を明かし、「僕らの関係は続いていくと思っています」とシリーズ続行を期待した。

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2018年7月28日のニュース