たむらけんじ「東京五輪に負けない」大阪で来秋10万人イベント開催へ

[ 2018年7月15日 19:29 ]

「第10回たむけんCUP」のU−6クラスで優勝した「大阪天満フットボールクラブ」のメンバー(前列)とたむらけんじ(中央左)
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 たむけん、来秋に10万動員イベント「たむけん祭」開催へ。お笑い芸人・たむらけんじ(45)は15日、大阪・森の宮で開催されたイベントに参加。イベント後、「来年には大阪で大きなイベントをやりたい。東京五輪(20年)に負けたくない。大阪を盛り上げたい」と熱く語った。

 14年スタートのたむら主催のフットサル「たむけんCUP」もちょうど10回目の記念大会。今回は参加費無料の子供大会に。6歳以下対象の「U―6」、9歳以下の「U―9」、12歳以下の「U―12」と各8チームのチビッコたちのプレーに「日本のサッカー界も将来は明るい。4年後、8年後が楽しみ。こういうのが未来へ繋がればと思います」と目尻を下げた。

 たむらは数年前から子供たち、お笑い、スポーツ、音楽、グルメの5つのテーマの融合を目指し、大イベント開催構想をぶち上げ、吉本興業や大阪市などへアピールしてきた。だが、なかなか進まぬプラン。「東京五輪が開催するまでに」と来年中の開催と期限をつけた。たむらは「夢洲」と口にしたが、吉本関係者によれば候補地は大阪・舞洲か、千里・万博跡地が最有力。秋にも決まる「25年大阪万博」へ弾みをつけようと目論んでいる。

 この日、たむらはショッピングセンター「もりのみやキューズモール BASE」で“1日総支配人”を務めた。フットサルだけでなく、アテ五輪女子バタフライ200メートル銅メダリストの中西悠子(37)とミサイルマン・西代洋(37)が指導する水泳や、麒麟・田村裕(38)によるバスケットボールなど来場者は通常の2倍を超える1万3000人。「10万人動員して、吉本の歴史を塗り替えたい」というのもあながちウソに聞こえないか。

 ≪乾2世?6歳の逸材≫幼稚園児、保育園児らのUー6クラスは「大阪天満フットボールクラブ」が優勝。週に2、3回の猛練習が実った。決勝で2得点してMVPに輝いた保育園年長組の砂川純輝君(6つ)は賞品の自転車を受け取ってもピンとこない顔で笑わせた。純輝君は日本代表MF乾貴士(30)の大ファン。「将来はプロのサッカー選手になりたい。日本代表にも」と未来の逸材は目を輝かせた。

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2018年7月15日のニュース