STU48、新シングル発売延期と船上劇場オープンの見送り発表 西日本豪雨による被害憂慮

[ 2018年7月11日 16:00 ]

17年8月、マツダスタジアムで行われたプロ野球、広島―中日戦の試合前にパフォーマンスするSTU48
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 広島など瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループSTU48は11日、西日本豪雨による甚大な被害を憂慮し、8月発売予定だったセカンドシングルの発売延期を公式サイトで発表した。

 「平成30年7月豪雨により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様には、心からお見舞申し上げます」と被災地、被災者に対する思いを記してから「この前例のない豪雨による被害状況を受け、私どもも熟考を重ねてまいりましたが、被害エリアの中に瀬戸内があり、そこを拠点として活動しているグループとして、このままセカンドシングルを発売するのは難しいと判断するに至りました。そのため、STU48セカンドシングルについて発売延期とさせていただきます」と説明した。

 メンバーやスタッフの安否については「お問い合わせのメールやお手紙でご心配頂きました皆さま、誠にありがとうございます。STU48のメンバー、スタッフで直接的、間接的に影響を受けている者もおりますが、大事には至っていないことは確認出来ております」と報告した。

 また、「船上劇場就航のスケジュールについても、目標としていた今夏のオープンは見送ることとさせていただきます」と船上劇場のオープン見送りも発表した。

 STU48は17年に発足。STUは瀬戸内(せとうち)のローマ字を略した名称。瀬戸内海に面する7県(山口、広島、岡山、兵庫、徳島、香川、愛媛)を拠点とし、グループで初めて船上劇場での公演を企画している。

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2018年7月11日のニュース