山下智久 西日本豪雨の被災者を気遣う「痛みに少しでも寄り添うことができるよう」

[ 2018年7月11日 20:04 ]

映画「劇場版コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−」完成披露試写会に出席登壇した(左より)新垣結衣、山下智久
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 歌手で俳優の山下智久(33)が11日、都内で行われた映画「劇場版コード・ブルー−ドクターヘリ緊急救命−」(監督西浦正記、27日公開)の完成披露試写会に、女優の新垣結衣(30)らとともに登壇した。

 ドクターヘリに乗り込む「フライトドクター」たちの姿を中心に描き、それまでの医療ドラマと一線を画す作品として多くのファンを生み出した同作。これまで、連続ドラマ1stシーズン(08年7月期)、スペシャルドラマ(09年)、2ndシーズン(10年1月期)、3rdシーズン(17年7月期)と次々に続編が制作された。

 劇場版は誕生から10年を迎えた同シリーズの集大成となる。ブルーカーペットを歩いて登場し、大歓声に迎えられ山下は「10年間、コードブルーを続けてこられて、そして晴れの舞台である完成披露試写会という1つの軌跡を皆さんと一緒に味わって行けたらなと思います」と感慨深げにあいさつし、新垣は「熱く会場に迎え入れてくださってありがとうございます。私たちにとって10年間のアルバムを作っていただいたなという作品でした。そんな大事な作品を皆さんに見ていただけるということで嬉しいです」と笑顔を見せた。

 また、見どころについて山下は「10年間という時を超えて、僕らの絆みたいなものがしっかり描かれていることと、1つ1つの人間ドラマを見ていただくことによって、今この瞬間を生きる大切さみたいなものが伝わってくるのかなと思います」とアピールし、新垣は「ギッシリしてます。登場人物たちの思いやエピソードが詰まっていて、見てくださっている皆さんが、それぞれどこかで心にスッと入ってくるようなエピソードに出会ってくれるといいなと思います」と語った。

 さらに、「コード・ブルー真夏の日本縦断ツアー」として、山下、新垣、戸田、比嘉、浅利の5名が7月21日に札幌と名古屋、22日に大阪と福岡を回ることが発表されると、山下は「10年間、応援してくださった『コード・ブルー』ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えるのはもちろんなんですけど、ファンの方々の中には西日本に住まれている方もいて、その中でも(豪雨の)被害に遭われた方もいらっしゃると思います。その方々や、そのご家族の痛みに少しでも寄り添うことができるように、そして1日も早く元の生活に戻れることをお祈りしています。そういう思いで今回、日本を回らせていただければなと思います」と思いを語った。

 このほか、同イベントには戸田恵梨香(29)、比嘉愛未(32)、浅利陽介(31)、有岡大貴(27)、成田凌(24)、新木優子(24)、馬場ふみか(23)、安藤政信(43)、椎名桔平(53)、西浦監督(50)も登壇した。

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