テレ東「バス旅Z」第6弾 鍵握る「マドンナ」AKBと好相性?

[ 2018年6月16日 08:00 ]

テレビ東京「ローカル路線バスの旅Z」第6弾に出演する(右から)田中要次、大島麻衣、羽田圭介氏(C)テレビ東京
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 テレビ東京「土曜スペシャル」の人気企画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z(ゼット)第6弾 奈良県・東大寺〜岐阜県・飛騨高山ふれあい珍道中」(後6・30)が16日に放送される。前回の第5弾では、見事に四国一周の旅をクリアした俳優・田中要次(54)と作家・羽田圭介氏(32)のコンビ。連勝の懸かった第6弾の放送を前に、番組を手掛ける同局の越山進プロデューサーに見どころを聞いた。

 3月31日に放送された第5弾の視聴率は7・5%。フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」最終回、TBS系「オールスター感謝祭」など“強敵”がそろう中で好視聴率を記録した。「大健闘ですね。100点です。でも、あんな強いところで放送しちゃだめですよ」と越山氏は笑う。

 昨年3月にリニューアルされ、今回で第6弾を迎える「バス旅Z」。着実にファンを増やしており、越山氏も「ロケ中に『いつも見てるよ』と声を掛けてくれる一般の人は、今回が一番多かったかもしれないですね。乗車するバスについてアドバイスをしてくれる人もいました。うれしかったですね」と喜びを語る。

 ミッション成功の鍵を握るのが、マドンナ(女性ゲスト)の活躍ぶり。四国一周の旅が舞台だった第5弾は、マドンナを務めた女優の小野真弓(37)のキャラクターが光った。越山氏は「ガッツがあって、ズバズバと意見を言う子で良かったですね。イメージとは違った一面が見られるのは面白いですよね」と振り返る。

 第6弾のマドンナに抜てきされたのは、元AKB48でタレントの大島麻衣(30)。「他の番組でマラソンをやっていることもあって、とにかく体力がありましたね。基礎体力があって優秀なマドンナでした。田中さんと羽田さんが悩んでいる時には“ぐじぐじ言ってないで行きましょう”みたいなことを言ったり、性格もスパッとしていて面白かったです」と越山氏も絶賛する。

 また、マドンナに最も必要な要素は「協調性」だという。「ですから、この番組はAKBなどのグループと相性がいいかもしれませんね。協調性がグループで培われているし、バラエティーにも慣れていますから」と語り、「チャレンジしたいという方がいたら、ぜひテレビ東京までご連絡ください」とマドンナを“募集”した。

 連勝を懸けて臨む第6弾。田中と羽田氏、マドンナの大島は奈良県・東大寺をスタートし、ゴール地点の岐阜県・飛騨高山を目指す。越山氏は「ゴールまで東海道方面から向かうか、京都の方面へ回って向かうか、最初のルート選択がとても大事になりました。バス旅史上最も歩いた回になったかもしれません」と“波乱”を予告した。

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