星由里子さん告別式　２００人が参列　棺には愛用のスカーフなど思い出の品

星由里子さん
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　心房細動および肺がんのため１６日に京都市内の病院で死去した女優星由里子さん（ほし・ゆりこ、本名清水由里子＝しみず・ゆりこ）の告別式が２０日、京都市内の寺で営まれ、親族や約２００人が参列した。

　夫の清水正裕氏によると、棺には星さんが愛用したスカーフや２１年生きた愛犬の写真、清水氏がプレゼントし、今年２月の北海道ロケ中にも着用したというお気に入りのニット帽などを納めた。

　さらに冥土への長い道中を思い、食べ物も入れた。甘い物は好きではなかったという星さんが「これだけは好んで食べた」という老舗和菓子店「とらや」のようかん、山形県のお菓子「ふうき豆」。「これでおなかも減らないだろう」と話す清水さんは、取材の最後に「喜ぶ記事にしてやってください」と愛妻を思い、声をつまらせた。

　同所は清水家の菩提（ぼだい）寺で、先祖代々の墓も同所にあるという。「妻もここに入ると思います」と語った。