ゴースト新垣隆氏 食べてないのに血糖値180 極度の緊張体質が招く危険

[ 2018年5月7日 22:58 ]

音楽家の新垣隆
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 ゴーストライター騒動で注目を浴びた音楽家・新垣隆氏(47)が7日、TBS「名医のTHE太鼓判!」(月曜後7・00)の「密着 血糖値72時」に出演。血糖値を3日間調査した結果に、出演者たちから驚きの声が上がった。

 高血糖とは無縁の体形をしている新垣氏。しかし、食事前に血糖値を測定すると、なんと54。空腹時の血糖値は80―110未満が正常とされているので、明かに「低血糖」の数値。これには名医たちも危険と感じてしまうレベルだった。

 さらに出演者たちをあっと言わせたのが、騒動以来自粛していた大学の講義後に、血糖値を測定したシーン。食事したわけでもないのに180という驚がくの数字を叩き出してしまった。授業前の数字が90だったので、その差は実に90。新垣氏もその数字に動揺を隠せなかった。

 夕食前に血糖値を測定すると、今度は53まで急降下。コンビニ弁当を食べた後、再度血糖値を測定すると、今度は180まで急上昇するという、まさに乱高下といった展開に。このような症状を「ジェットコースター血糖」といい、当然のごとく血管の壁に与える負担も大きいという。

 また「反応性低血糖」を引き起こすリスクが高いのも心配。精神状態が不安定になるのをはじめ、動悸、手足のしびれ、頭痛などの症状が現れる可能性も考えられる。

 新垣氏のような低血糖のタイプは、血糖値が急上昇すると大量のインスリンが分泌され、今度は血糖値がガクンと落ちる悪循環に陥る。これが血糖値の乱高下を繰り返す原因となっている。さらに新垣氏は極度の緊張体質。これから始まることに準備しようと肝臓に蓄えられた糖が血液内に放出され、高血糖状態になるのだという。ダブルの作用が働き、新垣氏を苦しめていたというわけだ。

 緊張をほぐすために、名医たちから勧められたのが「ハーバード式呼吸法」。同呼吸法は、鼻から4秒かけて息を吸う→7秒間息を止める→8秒かけて口から息を吐き出すという、腹式呼吸を促す方法となっている。しっかり行えば、自律神経が整い、緊張がほぐれることにつながるという。

 さっそく、新垣氏も同呼吸法を試してみたところ、スタジオ内の視線が新垣に集中。新垣氏の緊張はさらに増すことになってしまった。

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2018年5月7日のニュース