66歳の元NHK鈴木桂一郎アナ ボディービル大会初挑戦で4位入賞

[ 2018年5月7日 10:20 ]

東京オープンボディビル選手権大会マスターズ60歳以上級に出場し、ポーズを決める演技する鈴木桂一郎アナ
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 元NHKで現在フリーの鈴木桂一郎アナウンサー(66)が6日、都内で行われた「東京オープンボディビル選手権大会」のマスターズ60歳以上級に出場した。8人中4位で入賞。念願だったというボディービルの大会に初挑戦し、見事に結果を残した。

 フランク・シナトラの名曲「マイウェイ」に合わせて圧巻の肉体美を披露。目を見張る胸筋と上腕二頭筋を力強くアピールしながらも、表情は優しい笑顔で豊かな表情が際立った。「60歳を過ぎた人間を元気なように見せるというのは長年培ったアナウンサーのノウハウだね」。常に視聴者に伝えることを意識してきた熟練の業が光った。学習院大のウエイトトレーニング愛好会(現・ウエイトトレーニング部)出身。2年前に65歳で同局を退職し、週に5回から6回、ジムに通えるようになったことで、かねて目指していたボディービルへの挑戦を決めた。

 現在はNHK「首都圏ネットワーク」(月〜金曜後6・10)などに不定期出演。普段はニュースを読み上げる姿が印象的なだけにギャップがあるが「原稿を読む時も、ポージングをする時も、どちらも真剣な姿です」。来年の再挑戦には「チャンスがあれば」と意欲を示した。

 ◆鈴木 桂一郎(すずき・けいいちろう)1951年(昭26)7月31日生まれ、東京都出身の66歳。75年に学習院大を卒業後、NHKに入局。アナウンサーとして「NHK BSニュース」や「首都圏ネットワーク」などを担当。2016年に同局を退職し、フリーに。母校・学習院大ウエイトトレーニング部の総監督。趣味は俳句、オートバイ。

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