池松壮亮 丸刈り土下座で役者魂「今の時代に必要な気がした」

[ 2018年4月1日 11:28 ]

「宮本から君へ」記者会見に出席した池松壮亮
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 俳優の池松壮亮(27)が1日、都内でテレビ東京の新ドラマ「宮本から君へ」(6日スタート、金曜深夜0・52)の記者会見に出席した。

 新井英樹氏の同名漫画が原作。文具メーカーに勤める新人社員・宮本浩が営業マンとして人間として成長していく青春ストーリー。すでに2カ月間に及ぶ撮影を終えているが、池松は宮本を演じるにあたり「伝説的なキャラクター。サラリーマンの方が見て、明日すれ違うような実在感を出すのが難しかった」と告白。「宮本がすごく誠実でけがれのない人。けがれのある自分が本当にやれるのか、その人間性と器があるのかどうか“宮本から池松へ”問われている2カ月間だった」と振り返った。

 同作では丸刈り頭になり、土下座するシーンも披露。その役者魂について聞かれると「俳優の端くれが言うのも傲慢かも知れないですが、今の時代の必要な気がした。見た人が明日がんばろうって、一歩踏み出してもらえるシーンになったのではないかと思っています」と自信をみせた。

 しかし、「今まで、こんなにワーワー吠える役をやったことがなかった。なのでテストで吠えすぎて喉が枯れた。ぼうずになって喉が枯れているのは高校球児みたいで大変でした」と話して、会場の笑いを誘った。

 会見にはほかに星田英利(46)、華村あすか(19)、古舘寛治(50)、浅香航大(25)、監督脚本を務めた真利子哲也氏が出席した。

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2018年4月1日のニュース