「絶対ないです!」魔裟斗&矢沢心 愛娘の将来は格闘家以外?

[ 2018年2月12日 14:50 ]

魔娑斗と矢沢心夫妻
Photo By スポニチ

 元K―1MAX世界王者・魔裟斗(38)とタレントの矢沢心(36)夫妻が12日、都内で著書「夫婦で歩んだ不妊治療」(日経BP社)出版記念トークショーを開催。囲み取材で2人の愛娘を「格闘家にしたい?」と聞かれると矢沢は「絶対ないです!」と即答した。

 格闘家を希望しない理由について、矢沢は「殴られて鼻血を出すために産んだんじゃない…」と苦笑。魔娑斗も「僕の親もそうだったけど子供が殴られる姿を見たくない。ましてや女の子ですし」と語った。

 魔娑斗と矢沢は2007年2月に結婚。矢沢は12年6月に第1子となる長女、14年9月に次女を出産している。家庭での矢沢について、魔娑斗は「結構教育ママなんですよ」と明かし、「僕はスポーツとフィジカル担当だと思っている。公園の遊具を使って体を鍛えることを意識していますね」と職業を活かして子育てに励んでいる様子だった。

 2人は4年間に渡っての不妊治療を経験。この日はファンを前に自身の経験したことと苦労を赤裸々にトークした。矢沢は「多嚢胞性卵巣症候群」という病気を抱えながら、病院は2回転院し、体外受精などを試みた。当時は「妊活」という言葉もなく「救いの手がなかったくらい、トンネルをさまよっていた」という。治療を受けても「毎月きてしまう生理にがっかり。体は我慢できるんですけど、精神的のダメージが大きかった。毎回つらかった」と振り返った。困難を経て、現在は2人の愛娘に恵まれ「普通に妊娠して産まれるのは僕らにとってはそれはすごい奇跡的なこと」と魔娑斗。矢沢は「不妊治療は誰にも相談することができずに一人で悩むことが多かった。なかなか言いづらいですが、ぜひ不妊治療が受けやすい国になって欲しい、受けやすい自分になって欲しい」と悩めるカップルに向けてメッセージを送った。

続きを表示

2018年2月12日のニュース