「松居劇場」完…離婚「勝ち取った」強がりガッツポーズ

[ 2017年12月16日 05:30 ]

離婚報告会見を行った松居一代は、笑顔でピースサイン
Photo By スポニチ

 俳優船越英一郎(57)との離婚調停が成立した女優松居一代(60)が15日、都内で会見した。船越側の求めに応じる形で離婚合意したはずが「勝ち取った」「夢がかなった」と勝利宣言。その場で母親に電話し、涙ながらに「離婚できた」と報告するなど、激情型の“松居劇場”を繰り広げた。

 「おかあちゃん…おかあちゃん。離婚できたから。グスン。離婚できた。本当によかった。うん、ありがとう。はぁ〜。初めて言えた」

 松居は会見の終了間際、「一つお願いがある」と切り出し、スマートフォンで突然、滋賀の実家に電話をかけ始めた。85歳の母親に涙で生報告する還暦の娘の姿に取材陣はあぜん。松居が涙を流して余韻に浸る間に電話は「ブツッ」と切られてしまったが、花柄の服と同様、会見は最初から最後まで“お花畑”な展開となった。

 「離婚が成立しました。やりました。本当にやりました。勝ち取ったんです。夢がかなったんです」

 無数のフラッシュを浴びて登場すると、両手でガッツポーズをして笑顔の勝利宣言。これが7月のユーチューブ動画をほうふつさせる、感情表現豊かな“松居劇場”の始まりだった。

 「早期決着すれば財産を求めない」という船越側の要求に応じる結果となったが「何が一番大事なのかを考えた中で答えは一つでした。財産です。財産分与はございませんでした。見事に勝ち取りました」と歓喜。船越を「大っ嫌い」と斬り、得意の掃除にちなんで「人生の大掃除ができた」と勝ち誇った。

 ただ、取材陣から「勝ち取ったという言い方の意味が分からない」との質問が出ると「今、私がお話ししたことが全て正しい」と胸を張った。

 調停では、船越が不倫を認め謝罪することを求めていたが、「(船越を)全く赤の他人さまと思っておりますので、そういうものは私の中で必要なくなりました」と説明。自身の要求を途中で放棄した形となったが最後まで強がってみせた。

 自作自演のドラマチックな“松居劇場”は40分に及んだ。動画で始まった騒動を締めくくる初ライブ。これから松居はどこへ向かうのか。えたいの知れない胸騒ぎだけが残った。

続きを表示

この記事のフォト

2017年12月16日のニュース