仲里依紗 ドラマでの怪演で注目「3番手ぐらいが一番爆発できる」

[ 2017年12月9日 17:00 ]

女優の仲里依紗
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 女優の仲里依紗(28)が8日放送の日本テレビ「アナザー・スカイ」(金曜後11・00)に出演。「3番手ぐらいが爆発できる」と女優観を明かした。

 仲は今回、祖父の出身地であるスウェーデンを9年ぶりに訪れた。19歳の時に、写真集の撮影のために訪れて以来。「10代の頃は人の目を気にしている時もありました。女優はこうあるべきだという空気感があったので、何でもいいですみたいな、個性ゼロ」だったというが、「(スウェーデン訪問の)そのあとから、主演で映画の公開があったり、奇抜な役がやらせてもらうことが続いて。そこから殻が割れたような…」とターニングポイントになったことを明かした。帰国後に出演した映画「ゼブラーマン」(2004年)ではゼブラクイーンを熱演し、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、そのぶっ飛んだ演技が評価された。

 女優デビューから13年。「初めてこれを食べた時の気持ちとか、いい表情、一番自分が人間らしい感情が出るから、それを大事に(している)芝居でも」とファーストインプレッションを大事にしているといい、「テストやらない監督好きです。そっちのほうはリアルな反応が出るので」「覚えたのを言うのは気持ち悪い。自分から出てきたものを言うように、自分の言葉でしゃべるようにはしています」「一番は監督なんですけど、自分が思ったように気にせずやるほうです」などと話した。

 「3番手ぐらいが一番爆発できるんですよね」と本音を告白をした仲。今年はTBS「あなたのことはそれほど」で夫に浮気される専業主婦、テレビ朝日「黒革の手帖」でも主人公のライバルを演じ、それぞれ“怪演”と言える演技で強烈なインパクトを残した。両作品ともくしくも“3番手”の作品だが、「主役ってだいたいの作品はいい人なんです。一番まっとうな役、本当に難しいんです。3番手、2番手ぐらいがちょっと遊べるんです」と不敵な笑み。「役を通して、いろんな人になれているので、凄くいい仕事だなと思う。せっかくやるんだったら、楽しいのがいいんじゃない?って思う」と女優業を満喫している様子だった。

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2017年12月9日のニュース