宮根キャスター　日馬富士の暴行疑惑に「怖い世界ですよ」

宮根誠司キャスター
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　フリーアナウンサーの宮根誠司（５４）が１４日、キャスターを務める日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」（月〜金曜後１・５５）に生出演。横綱・日馬富士（３３＝伊勢ケ浜部屋）が前頭８枚目・貴ノ岩（２７＝貴乃花部屋）への暴行疑惑について「全容解明しないといけない」と言及した。

　宮根は「いろんな不祥事があった相撲界、ここにきて巡業も増えて、連日満員御礼で、こういうことあってはいけないことなんですけどね」と残念がり、「体と体をぶつける稽古以外で、体がすべてで、体が資本でお金儲けしている人。スポーツ界でまだこういうことがあるのか」と信じられない事件に首をひねった。「彼は横綱。ほかの力士たちの面倒をみる立場にある。相撲界の頂点ですから」と続けた。

　暴行があったとされるモンゴル出身力士の親睦会は先月２６日。その後、九州場所２日目の１３日、貴ノ岩の診断書が提出された。現場には複数の力士が同席していたとされる。「他の力士の皆さんがどう思ったのか。どう感じたのか。もっというと、貴乃花親方はそのケガに気づかなかったのか。１０日間あるので、稽古していて、体調悪くなったと思われたかもしれないが…。ビール瓶で殴打は異常。伊勢ケ浜親方にそういう報告があったのか、なかったのか。日本相撲協会は全容解明しないといけない」と全容解明を強く訴えた。

　「これでもし引退ということになると、本当に残念な出来事」としながらも「（複数の力士が目撃しているにもかかわらず）スポニチさんが報じるまで出てこなかった。九州場所が始まります、相撲人気も盛り上がってきていて、ここを何とか内々に収めて、九州場所をやっていこうよ、という意思の疎通ができていたら怖い世界ですよ」とコメント。「これだけ不祥事が続くと、第三者の方を入れるとか、日本相撲協会はもっとオープンにしていかないと変わらないんじゃないかと思う」と投げかけた。