結成5カ月でキングオブコントVあと一歩!男女コンビ「にゃんこスター」衝撃全国区デビュー

[ 2017年10月1日 23:15 ]

「にゃんこスター」の一釣良太(左)と佐藤歩実
Photo By スポニチ

 コント日本一を決める「キングオブコント2017」決勝が1日、東京・赤坂のTBS内で行われ、「かまいたち」山内健司(36)と濱家隆一(33)が10代目王者に輝いた。結成5カ月でファイナリスト10組に選ばれた異色の男女コンビ「にゃんこスター」がファイナルステージで2位に入り、衝撃の“全国デビュー”を果たした。

 一釣良太(34)と佐藤歩実(23)の男女2人組。ともに別々の芸能事務所でコンビ活動をしていたが解散。5月に行われたライブで初めて組んでネタを披露し、とんとん拍子の出世。コンビ結成から史上最速5カ月で決勝進出を果たした。佐藤は史上最年少23歳4カ月でのファイナリストとなった。

 決勝1本目(ファーストステージ)は縄跳びを使ったネタ。大塚愛の「さくらんぼ」に乗せて縄跳びを跳んだり踊ったりする斬新なコントで観客を沸かせた。審査員も衝撃の高得点。設楽統90点、日村勇紀89点、三村マサカズ97点、大竹一樹93点、松本人志97点の合計466点。決勝1本目は10組中トップでファイナルステージに進出を決めた。

 三村は「コントの決まりとかないし、家帰ってもう一回見たいっすもん」と称え、審査委員長の松本は97点について「なんかね、まんまと(得点を)入れさせられたって感じです。なんだろうなあ、笑いってどこかに“憎たらしさ”のような部分も必要かなと思っていて。いい感じで憎たらしかったですね」と評した。

 ファイナルステージはフラフープを使ったネタで観客を魅了。合計462点で総合928点と「かまいたち」の総合942点には及ばなかったが、Yahoo!ジャパンのリアルタイム検索で一時「にゃんこスター」が1位になるなど、高い注目を集めた。

続きを表示

2017年10月1日のニュース