「水戸黄門」3代目弥七は津田寛治「野性味出す」武田鉄矢は黄門様姿初披露 

[ 2017年7月10日 08:30 ]

クランクインした「水戸黄門」(左から弥七役の津田寛治、格さん役の荒井敦史、光圀役の武田鉄矢、助さん役の財木琢磨)(C)BS―TBS
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 武田鉄矢(68)主演で6年ぶりに復活するテレビ時代劇の金字塔、BS―TBS「水戸黄門」(10月スタート、水曜後7・00)の「風車の弥七」役を、俳優の津田寛治(51)が演じることが決まった。「プレッシャーもありますが、忍びの野性味も出るような、僕なりの弥七を目指します」と張り切っている。また、武田が黄門様姿を初披露した。

 「風車の弥七」は元義賊の伊賀忍者で、水戸光圀(武田)の密偵として活躍。御老公一行を陰ながら支える。助さん(佐々木助三郎)・格さん(渥美格之進)と異なり、特定のモデルは存在しない。初代は中谷一郎、2代目は内藤剛志(62)が務めた。

 注目の3代目は、ドラマ「警視庁捜査一課9係」シリーズや「花嫁のれん」シリーズをはじめ、数々の映画などで知られる実力派・津田に決定。「今まで悪役が多いので、柳沢吉保とかではなく『弥七』ということで『僕が!?』と大変驚きました。 周りに弥七ファンが多くいることも分かってプレッシャーもありますが、忍びの野性味も出るような、僕なりの弥七を目指します」と意気込んでいる。

 ドラマは10日までにクランクイン。武田をはじめ、助さん役の財木琢磨(24)、格さん役の荒井敦史(24)、津田が役の衣装をまとい、修祓式でロケの安全と成功を祈願した。撮影は京都を中心に、約4カ月にわたって行われる。

 光圀と敵対する将軍御側御用人・柳沢吉保役に袴田吉彦(43)、吉保の手先として御老公一行を付け狙う忍び・柘植九太郎役にジャニーズ事務所所属の長谷川純(31)が決まった。

 「水戸黄門」は2011年に42年の歴史に幕を下ろしたが、6年ぶりに復活。今作は黄門様一行が青森・八戸を目指す。東日本大震災で甚大な被害を受けた東北の太平洋沿岸部が舞台の中心になる。

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