郷ひろみ 100本塁打の早実・清宮にエール「あと2本」

[ 2017年6月4日 20:00 ]

埼玉県越谷市の越谷サンシティホールで全国ツアーそスタートさせた郷ひろみ
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 郷ひろみ(61)の全国ツアーが4日、埼玉・越谷サンシティホールで開幕した。新曲「スキだから」や「お嫁サンバ」など22曲を披露した。9月30日の大阪公演まで、43都市で48公演を開催する。

 102枚目のシングルとなった「スキだから」は、バラードのラブソング。「GOLDFINGER’99」の日本語詞、「言えないよ」といった郷のヒット曲を手掛けた作詞家・康珍化氏と久々にタッグを組んだ。「スキだから」を連発していく詞が特徴で「純粋な気持ちを相手にぶつけていくことが大切だという思いから出来た曲」と説明した。

 8月で歌手デビューから丸45年を迎える。節目の50年まで5年となった。開演前の取材では「北島三郎さんの世界に入ってきた。“まつり”に匹敵するみんなで楽しく踊れる歌を作りたいね」と抱負を語った。

 この日は早実野球部の清宮幸太郎内野手が高校通算100号となる本塁打を記録。自身のシングルの枚数と比較して、「あと2本て言っておいてください」と冗談めかしてエールを送った。

 早実は郷の義父である元プロ野球選手・徳武定祐氏の出身高校でもある。清宮主将が引っ張る現在のチームのスローガンは、偶然にも「GO!GO!GO!」。郷は「最高ですね、方向は間違ってないよ」と言いながら、「目標に向かっていく気持ちは大切。優勝が目的だけど、プロセスが大事。これからプロになっても、そこの部分があれば間違いなく通用すると思う」と話した。

 私生活では2歳の双子の兄くんと陸くんを育てるイクメン。「僕にない才能を持ってると思う。多くのことに目を向けさせてあげたい」と話し、子育てに関しては「一番大切なことは礼節を尽くす人になること。親として厳しくしつける所はしつけたい」と話した。

 現在の2人は「高安と稀勢の里に似てる」と笑わせた。誕生した当初は「ガッツ石松と温水洋一」、15年には「日馬富士と朝青龍」と著名人にたとえてきたが、「このネタは今年で最後」と笑った。

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2017年6月4日のニュース