海老蔵、獅童の復帰に期待 助っ人に息子・勸玄君?「交渉中」

[ 2017年5月28日 19:29 ]

都内で行われた「七月大歌舞伎」記者会見に出席した、市川右之助(左)、市川海老蔵
Photo By スポニチ

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が28日、都内で行われた「七月大歌舞伎」記者会見に出席した。同公演は、もともと中村獅童(44)も出演するはずだったが、初期の肺腺がんを患っていることが発覚し、休演となった。

 獅童の心情を聞かれると、「一言で言うと『悔しい』でしょうね。歌舞伎のみならず映画、ドラマに責任を持って仕事をしている役者さんの1人。働き盛りのときに休演することはかなり悩んだあげく、休演という判断に悔しい思いがあったと思う」と無念さを代弁した。さらに、獅童との電話での内容を明かし、「『必ずよくなる』という彼の言葉があった。治ったときは一緒に舞台に立とうね、待っているよという男同士の会話がありました」と告白。「男としても同じ歌舞伎役者としても見事に大きな花を咲かせて、返り咲きに期待して舞台で待っています」と友人の復帰を確信していた。

 獅童の休演の影響で、同公演の夜の部は配役は現在考案中。海老蔵は「重荷が私にかかっている…」と困り顔だったが、「こうなったら助っ人を呼ぼうかな」と窮地を脱する妙案がある様子。「私の一族の中で、私より人気のある人がいるんです」と息子・勸玄くん(4)に出演オファー中であることを明かし、「一ヶ月出られませんか?と聞いたら『でられましぇん』って…。でも、もしかすると近々出ると言うかもしれません」と話した。「七月大歌舞伎」は東京・歌舞伎座で7月3日から27日まで上演する。

続きを表示

2017年5月28日のニュース