はなわ、新曲きっかけで義父と初対面「不思議な力を感じ驚いている」

[ 2017年5月28日 14:49 ]

都内で新曲「お義父さん」発売イベントを開催した、はなわ
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 お笑いタレントのはなわ(40)が28日、都内で新曲「お義父さん」(24日発売)リリースイベントを開催。新曲を含む全4曲を熱唱した。同曲は、はなわの妻・智子さんとの結婚15周年を記念して制作した楽曲。智子さんが2歳の頃、家を出ていってしまった義父に向けて、智子さんの苦労と現在3児の母として奮闘する妻の姿を歌い上げている。

 今年3月にYouTubeで公開すると「泣ける」「涙腺崩壊」と話題となり、20日間で再生回数100万回を突破。当初はCD化は視野に入れていなかったが、反響の大きさからシングル発売が決定。予想以上の反響にはなわ本人も「自分でも驚いた。SNSってすごい」とびっくりだった。

 さらに、妻が幼いころに家を出ていった義父と同曲をきっかけに再会したことも報告。「歌を嫁さんに披露した時、嫁さんが『実は1週間前に親戚からお義父さんのことで連絡があった。智子に会いたがっている』と言われたそうで、最初は断ったのですが、その1週間後に何も知らない僕が歌を披露した。『会いに行けということなのかな?』」と思い直し、妻と2人で義父が住む福岡に足を運んだ。

 「歓迎してくれて、一緒にお酒も飲んだ。途中からお義父さんが泣いて、嫁さんも泣いて、そんな2人を見ていたら僕も感動して泣いた。3人の中で1番僕が泣いた」としみじみ。その後、義父がはなわの息子が出場する柔道の試合にも駆けつけ、孫にも会わせることができたという。「この曲のおかげで再会できた。この歌がなかったら一生会っていなかった。不思議な力を感じていて驚いている」と語った。

 はなわにとって、CDシングル発売は2004年の「伝説の男〜ビバ・ガッツ〜」以来、実に13年ぶり。NHK紅白歌合戦出場にも意欲を見せており「嫁からも『さらけ出したんだから頑張りなさい』と言われている。最大の目標はそれ。そこで歌いたいですね」と話した。

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