将棋34年ぶりタイトル戦 「叡王戦」昇格、「電王戦」終了

[ 2017年5月21日 05:30 ]

 一般棋戦の叡王(えいおう)戦が20日、タイトル戦に昇格されることが発表された。新たにタイトル戦が加わるのは1983年の王座戦以来34年ぶり。将棋界は過去最多の8大タイトル戦となった。

 叡王戦は日本将棋連盟とドワンゴが主催し、プロ棋士とコンピューターソフトが戦う電王戦への出場棋士を決める公式棋戦として15年に発足。この日は佐藤天彦名人(29)とコンピューターソフト「PONANZA」による「第2期電王戦」の第2局が兵庫県姫路市の姫路城で行われ、94手で佐藤が敗れた。

 電王戦は今大会で最後。叡王戦はタイトル戦として再スタートを切ることになった。全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人が参加。決勝7番勝負は来年3〜5月に実施され、初代叡王が決まる。

続きを表示

2017年5月21日のニュース