大河初出演の北川景子 制作統括「篤姫と吉之助の恋愛模様をぜひやりたい」

[ 2017年4月12日 14:12 ]

NHK次期大河ドラマ「西郷どん」の出演者発表会見に出席した北川景子
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 俳優の鈴木亮平(34)が主演を務める来年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャスト8人が12日、東京・渋谷の同局で発表された。女優の北川景子(30)が大河初出演。西郷(鈴木)との間の恋心も描かれる於一(おいち)(篤姫)を演じる。

 於一(篤姫)は薩摩・島津家の分家に生まれた姫。薩摩で伸び伸びと暮らしていたが、島津斉彬の目に留まり、13代将軍・徳川家定の正室候補となる。斉彬の養女となり、国の命運を賭けて嫁ぐ覚悟をするが、婚儀をまとめるために奔走する西郷(鈴木)との間に恋心が芽生え、大いに揺れ動く。 西郷と篤姫の絆は、やがて「江戸無血開城」へとつながる。2008年の大河ドラマ「篤姫」で宮崎あおい(31)が演じた。

 制作統括の櫻井賢氏は「(於一は)吉之助(鈴木)が今まで自分が触れたことのない女性という存在。中園さんが本を書き進んでいく中でもっと見えてくると思うんですけど、彼女が担っているミッションは、ある種、政略結婚で、そこで彼女が担う覚悟、人物像は自立した女性であり、そんな篤姫と吉之助の恋愛模様をぜひやりたいと思っていました」と起用理由を説明。北川は大河はもちろん、NHKドラマへの出演が初めてとなる。「なんとも言えないあの人が持っている可憐さというか、ドキッとする人物と出会った時に出てくる情熱というか、そういう部分が素敵なパッションとなって篤姫さんに乗り移るんじゃないかなと僕は楽しみにしております」と北川に期待した。

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