読売テレビ 清水健アナ 「TEN」涙の卒業

[ 2017年1月27日 19:37 ]

 今月末で読売テレビを退社する清水健アナウンサー(40)が27日、レギュラー出演していた夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」(月〜金曜後4・47)を“卒業”した。番組内では親交の深かった歌手「コブクロ」の小渕健太郎(39)、黒田俊介(39)からメッセージをもらい、目に涙を浮かべていた。番組の最後には「不安もあったけど、たくさんの最高の仲間がいました。これからも皆さんと一緒に前を向いていきたい」と涙をこらえながらにあいさつして締めくくった。

 清水アナは09年3月30日の番組スタート時から情報担当キャスターを務め、11年9月19日からメインキャスターとして出演してきた。13年5月に結婚したが、15年2月に愛妻を29歳の若さで亡くした。その後は現在2歳の息子を抱えながら“シングルファザー”としてキャスターの仕事、週末の講演活動と多忙な日々を送り、周囲には「子供との時間を大切にしたい」と漏らしていた。

 本紙報道で退社が明らかになった昨年12月26日の番組の最後に「妻の三回忌を前に、がんの撲滅や入院施設のする活動に専念させていただくことになりました」と約1分間あいさつ。「今、私ができることは何なのか、を悩みに悩み考え決断にいたりました」と退社に至った経緯を説明した。

 同番組は25日に放送2000回に達したが、23〜27日の1週間は清水アナの卒業特番ウイーク。27日が最終出演となった。清水アナの後任は4月改編までをメドに、同局・中谷しのぶアナウンサー(28)が単独でメインキャスターを務める。

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