太川陽介、蛭子能収 そろって卒業「もう、物理的に無理 でもさびしい」

[ 2016年12月22日 18:29 ]

笑顔の太川陽介(左)と蛭子能収
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 俳優の太川陽介(57)と漫画家でタレントの蛭子能収(69)が22日、都内でテレビ東京系「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(後5・55)の取材会を行った。

 来年1月2日放送分で10年続いた同番組を卒業することに太川は「さびしい」と語った。路線バスだけを乗り継いで目的地を目指す人気番組。太川は「最後のロケ中も、みなさんに『もう終わるんでしょ』って言われてビックリしました」と反響に驚き、「もう、物理的に無理。ルートもダブってますし、そろそろ(ルートも)尽きるだろうなと思ってました。でも現実にそうなったら、さびしかった」としんみり。対して蛭子は「もう70歳になるので、バスを乗るのはいいけど、歩くのが限界」と話し、太川も「どちらかが辞めるときは、一緒に辞めようって約束してました」と2人同時に卒業する経緯を語った。

 最初の印象を「前向きじゃないところが嫌だった」「マドンナが太川さんのところにばかり行くのが嫌だった」と話していた2人だったが、最近2人の関係に変化があったことを告白。太川は「お互い葬式には行かないって約束してたのに、僕のライブ見に来てくれるようになったり、いきなり義理堅くなった。死期が近いんじゃないかって心配しちゃうくらい」と語り、笑わせた。「今までは他の番組では一緒にならないようにしてきたけど、今後は蛭子さんとの仕事増えるかも」と“再共演”に意欲を見せ、蛭子も「旅は疲れたから、ドラマとかやりたい!」と色気を出していた。

 今回ファイナルとなる舞台は冬の東北。出発地は福島・会津若松で目的地の秋田・由利本荘を目指す。最後のマドンナを元おニャン子クラブの新田恵利(48)が務めることも発表された。ロケを振り返り、太川は「相変わらずひどい」と苦笑い。「マドンナにもたくさん歩かせてしまって申し訳なかった」と詫びた。

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2016年12月22日のニュース