LinQ解体→再結成 現メンバーでの活動は来年6月まで

[ 2016年12月19日 05:30 ]

「解体・再編成プロジェクト」に挑むLinQ
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 福岡のご当地アイドルで、テレビ東京系の人気アニメ「妖怪ウォッチ」のエンディング曲「ふるさとジャポン」を歌う女性グループ「LinQ(リンク)」が再編成されることになった。

 所属事務所が「解体・再開発プロジェクト」と銘打ち、メンバーの大幅な脱退・加入を視野に入れて実施する。文字通りグループを解体してメンバー25人のアイドル適性を見極め直した上で、新規メンバーを発掘する。現メンバーでの活動は来年6月まで。「メンバーは九州出身」という条件は残しつつ「九州発地方アイドル」という看板を下ろし、メジャーで戦えるグループを目指す。

 再編成だけではない。解体となる来年6月までの実績次第で、LinQ以外に新たにアイドルグループとミュージカル集団を立ち上げる。判断材料となるのは、来年5月の福岡市民会館、翌6月の東京・中野サンプラザの計2公演での集客数やパフォーマンスなど。現メンバーはLinQに残留できなくても、これらの2グループに振り分けられる可能性がある。

 プロジェクトを周知させるため、メンバーが数人ずつに分かれ、今月から全国行脚を開始する。この模様はユーチューブの公式チャンネルで公開される。

 LinQは11年4月にデビュー。グループ名は「Love in 九州」の略で、メンバーの平均年齢は21歳。リーダーの天野なつ(23)は「はっきり言って衝撃を受けました。ただ、このプロジェクトは私たちにとってチャンスでもあり、勝負どころになると思っています」と抱負。アイドル戦国時代を勝ち抜くため、シビアな戦いに挑む。

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2016年12月19日のニュース