「シマウマ」“禁断の実写化”「10歳離れた弟にはとても見せられない」

　俳優の竜星涼（２３）が８日、都内で行われた主演映画「シマウマ」のＤＶＤ発売記念イベントに共演の須賀健太（２２）とともに参加した。

　“絶対に読んではいけない漫画”とも言われた小幡文生氏の人気コミックが原作で、美人局（つつもたせ）で金稼ぎをしていた男（竜星）がヤクザを引っかけてしまったことから闇組織の世界に足を踏み入れていく姿を描いた。須賀演じる快楽殺人鬼とともに、過激なバイオレンス描写、２人のそれまでのイメージとのギャップなどが話題を呼んだ。

　竜星は「僕にとっては挑戦と言える作品でした。役者としてさらに一歩、上に行けるような作品になりました」と充実した様子。須賀は「グロテスクで残酷なシーンが多くて、日常生きていて体験できない役だったので楽しかった」と振り返った。その一方、「ただ、１０歳離れた弟にはとても見せられないです」と“禁断の実写化”の出来映えを表現した。