江口洋介 アニメ映画で声優初挑戦、岡山弁「苦戦しました」

[ 2016年11月8日 05:30 ]

アニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語~」で声優に初挑戦する江口洋介

 俳優の江口洋介(48)が、アニメ映画「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(来年3月18日公開)で声優に初挑戦する。

 「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」などのアニメ作品で知られる神山健治監督(50)の新作で、2020年、東京五輪開幕を3日後に控えた岡山県倉敷市が舞台のファンタジー。主人公の女子高生・森川ココネと2人で暮らす父親・モモタローの声を務める。

 一日中眠くて学校でも家でも居眠りしてしまうココネ。自動車整備工として働くモモタローが突然逮捕され、ココネが見るリアルで不思議な夢がその謎を解く鍵となる。夢と現実がリンクして家族のルーツに迫りながら、親子の絆を描く感動作だ。

 10月にアフレコ収録を行い、「セリフがない瞬間の間の取り方が難しく感じました」と振り返る。セリフは全て岡山弁で「イントネーションが平たい感じもある一方で凄い抑揚があったりするので、かなり難しかった。苦戦しました」と明かした。「~でのう」「~じゃな」などという語尾やイントネーションの指導を受け、雰囲気を忘れないうちにすぐに吹き込む方法で収録。「慣れてくると、シーンによって声の圧を変えてみたり、アフレコの面白さが分かった気がしました」と手応えも得た。「ココネと同年代の女の子に自分の父親を思い出しながら見てもらえるとうれしいです」と話している。

 ココネの声を務めた女優の高畑充希(24)も「岡山弁のセリフはとても難しかった」と奮闘。ココネの幼なじみのモリオ役の満島真之介(27)は「“神山ワールド”全開の作品。参加させてもらえてうれしかった」と喜んでいる。他に高橋英樹(72)、古田新太(50)、前野朋哉(30)が出演。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月8日のニュース