北川景子 研修医役で初の白衣姿に戸惑い「これでいいのかな…」

[ 2016年9月27日 20:56 ]

WOWOW連続ドラマ「ヒポクラテスの誓い」完成披露試写会に登壇した北川景子

 女優の北川景子(30)が27日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマ「ヒポクラテスの誓い」(10月2日スタート、日曜後10・00)第1話の完成披露試写会に、俳優の柴田恭兵(65)、歌舞伎役者の尾上松也(31)とともに登壇した。

 今回の役を演じる上でのやりがいを聞かれ、「柴田恭兵さんとの共演」を挙げた北川だったが、リハーサルでは柴田のアドリブが多かったそうで「スタッフの方も気を使って静かに見守っているようなシーンに限って、冗談が入ってきたりしましたね。最初は耳を疑いました」と告白。これに柴田は「まったく記憶にございません」とコメントして会場を沸かせ、北川は「1日2~3はありましたけどね」と明かした。

 また、タイトルにちなみ、役者としての誓いを聞かれた北川は「このお仕事を始めてまだ10年ちょっとなんですけど、完璧ではないと思っているので、自分にその日にできることを100%出し切るということだけはずっと守ってやってきたかなと思います」と語り、さらに「柴田さんからもいろいろとアドバイスをいただいたり、先輩方の姿を見て思ったのは、現場の空気作りだったり、共演者の方を和ませるということも先輩方は長けているなと思ったので、そういう部分もテーマとしてやっていけたらいいなと思っています」と誓った。

 同作は、主人公の女性研修医(北川)が、偏屈だが解剖の腕は超一流という法医学教授(柴田)のもとで学び成長していく物語を軸に、犯罪捜査や法の適用過程で必要な医学的研究と、その応用を目指す“法医学”そのものに重点を置いたWOWOW初の法医学ドラマ。

 内科医から法医学教室に足を踏み入れたことにより、人間の生死にかかわる人々の葛藤や苦悩の目の当たりにして、医者として成長していく女性研修医の栂野真琴役を演じる北川。白衣を着る役を演じたのが今回初めてだったそうで、この日、初の白衣姿を生お披露目した感想を聞かれると「これでいいのかなと思いながら着ていて、現場でも柴田さんや古谷(一行)さんが着慣れている感じがしたので、並ぶと様になっていない気がして恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべた。

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