又吉直樹「火花」に書いた自分の癖とは…リリー・フランキーと初対面

[ 2016年9月27日 07:00 ]

初対面した又吉直樹とリリー・フランキー(左)(C)カンテレ

 昨年、小説「火花」で第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(36)が27日放送のフジテレビ「日本のルーツを行く!又吉ロマン~知られざる水の神秘とは!?~」(後10・00)で水にまつわるミステリーを探る。

 マルチタレントのリリー・フランキー(52)とは古都・京都を訪問。小説家としての顔を持つ2人が文壇トークを繰り広げる。

 2005年の「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」以降、小説を書いていないリリーから次回作について聞かれた又吉は「今、書き始めてます」と答え、次回作やタレント活動と執筆活動の両立などについて語る。

 今年6月には、次回作について「(執筆状況は)半分ぐらい。最近また(小説の執筆を)再開しました」と話していた。

 また、又吉は「架空の人物を主人公に置くことで、知らないうちに自分の思っていることを書いてしまう」というリリーの意見に同調。「そこを読み透かされると恥ずかしい」と本音を漏らしたリリーに対し、自分の本音を入れ込みすぎないように注意して執筆した「火花」につい書いてしまった自分の癖を明かす。

 ロケを終えた又吉は「リリーさんとは初対面だったのですが、作品から僕がイメージしていた通りのおもしろい方で、カメラが回っていない時もいっぱいお話しさせてもらいました」と感想を語った。

 女優の観月ありさ(39)とは奇跡の原生林が広がる世界遺産・白神山地へ。歌手の夏木マリ(64)とは香川県の空海ゆかりの地を巡る。

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