哀川翔　女子レスリング３連続金を称賛「皆、内面が強くなった」

最新著書の発売を記念し、ニコニコ生放送で悩み相談を行った哀川翔

　俳優の哀川翔（５５）が、最新著書「一翔両断！（仮）」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ刊）を９月２３日に刊行することになり１８日、発売を記念してニコニコ生放送の特別番組「哀川翔が恋愛・遊び・仕事の悩み相談に真剣回答　一翔両断！」に出演した。

　午前４時起床を常とする哀川にとって、多くの決勝が行われるリオ五輪はドンピシャの時間帯で「体育会系だから見ちゃうよね。今回の日本は驚いちゃうくらい強い」と笑顔。この日早朝も、逆転での３連続金メダルを獲得した女子レスリングを見届け「皆、内面が強くなった。これまでは力は同じでもプレッシャーに負けているところがあったけれど、皆あきらめなかったのがすごい」と称えた。

　だが、卓球男子団体の決勝が佳境を迎えた頃には、「ちょっと眠気がきちゃった」と苦笑い。この日深夜に登場を控える吉田沙保里（３３）については、「勝っても負けてもいいと思っている。全力で取り組んでここに照準を合わせてきているんだから。そういう戦う精神が五輪だと思う。でも、彼女はスペシャリストだからね」と、伊調馨（３２）に続く４連覇に期待した。

　現在はＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」（毎週日曜後８・００）で、真田信繁の盟友・後藤又兵衛を演じており、今月２８日の放送分から登場。「毎日、よろいに甲ちゅうを着けて朝から晩までＮＨＫのスタジオにいる。今年の夏はそんな感じだよ」と話していた。

　最新著書は、これまでの語録から格言や金言を抽出し、自ら解説を加えたもので「普通のことを普通に話しているつもりだったけれど、今の人対人のコミュニケーションが少なくなった若い世代には響くんじゃないかな」と自信のほどをうかがわせた。ニコニコ生放送で寄せられた相談に対する回答も一部盛り込まれる予定だ。