松ちゃん 大渕弁護士の業務停止に「数学教師が九九を知らないぐらい?」

[ 2016年8月7日 12:33 ]

「ワイドナショー」に出演した松本人志

 ダウンタウンの松本人志(52)が7日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。依頼人から着手金を不当に受け取ったとし、東京弁護士会から業務停止1カ月の懲戒処分を受けた大渕愛子弁護士(38)について、「このこと(ルール)を知らなかったのは、数学の先生で言うと九九と知らないぐらい?」と質問。番組に出演した犬塚浩弁護士の「そう言われても言葉が返せない」との言葉に驚く一幕があった。

 大渕弁護士は会見で「あくまで勉強不足が原因」と強調したが、犬塚弁護士は「弁護士は『このお金をいただいていいかどうか』という感覚を持っている。返還請求があったときに返さなかった。調べればすぐわかる。返すべきだった」とコメント。業務停止になると弁護士という肩書で活動できず「他の依頼者の業務もできない。インパクトが大きく割と重い処分」と説明した。

 当初、処分の重みが分からないと話していた松本は「1カ月の停止は(自動車の)免許停止のようにとらえるが、運搬業をしている人の1カ月にしてみれば重いということか」と納得。さらに「このこと(ルール)を知らなかったのは、数学の先生で言うと九九と知らないぐらい?」と質問。別の出演者から「連立方程式?」との声も出たが、犬塚弁護士が少し考えて「そう言われても言葉が返せない。知識というより道徳的に」と回答すると、松本は驚いた表情を浮かべた。

 さらに、身内に弁護士がいる大川興業の大川豊(54)は「企業弁護で持ち上げられたあとに、国選で困窮した人の弁護をすると(依頼内容が)生々しいし、こまごまと面倒らしい。ボランティアと分かっているものの、しんどく思ってしまう」と説明。これには犬塚弁護士も「私の立場では言いにくいことを言っていただいた」と苦笑いで認めるしかなかった。

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2016年8月7日のニュース