TOKIO城島茂 “郷土愛”強調「受験、恋…すべての初体験が奈良」

[ 2016年7月8日 18:21 ]

 「TOKIO」の城島茂(45)が、故郷・奈良県の魅力を再発見するためのプロジェクト「奈良遺産70」の選定委員長を務めることになり8日、都内で行われた記者発表に出席した。

 奈良には東大寺や平城京跡など多くの世界遺産があるが、それ以外の名産品、景色、料理などを公募して70点を選び、新たな奈良の魅力を伝えようという試み。同県大和郡山市で高校まで過ごした城島は、「いろいろ仕事をしている中で、自分のルーツはなんだと思ったら古里というキーワードが出てきた。自分が育った街に恩返しができるよう、ガイドブックに載っていない良さを伝えたい」と意気込みを語った。

 さらに、「受験も恋も、ギターを持ってバンドを組んだのも、すべての初体験が奈良。ジャニーズ事務所の門を叩くきっかけも、テレビで少年隊の“仮面舞踏会”を見たから。今までの思い出はすべて奈良と言っても過言ではない」と郷土愛を強調。TOKIOがレギュラーの日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」を中心に日本全国を飛び回っているが、「いろんな畑を耕していますが、どこかに奈良の景色が焼き付いて離れません」とまで言ってのけた。

 司会者から、あらためて「奈良、ならではの魅力は?」と得意のダジャレを奪われ苦笑しつつも、「意外と何もないけれど、京都や大阪にはない時間と空気が流れている。独特の風が吹いていて、ちょっとした小川にも機微を感じ日本の原風景がある気がしてならない。今まで経験したものを踏まえて、胸を張ってお薦めできるものを選びます」と語った。公募は8月11日まで行われ、10月26日に認定された70点が発表される。

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2016年7月8日のニュース