「とと姉ちゃん」高畑充希、終盤に向け寂しさも「やればやるほど常子を尊敬する」 

[ 2016年7月8日 15:00 ]

「とと姉ちゃん」取材会に出席した(左から)杉咲花、相楽樹、高畑充希、唐沢寿明、伊藤淳史

 女優の高畑充希(24)が8日、都内でヒロイン・小橋常子役を務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の「出版社編」取材会に出席した。

 「出版社編」で常子は唐沢寿明(53)演じるカリスマ的編集長・花山伊佐次とともに実用雑誌「あなたの暮らし」を立ち上げて社長になる。高畑は「こういうドラマで社長を演じさせてもらって、大変さを感じながら楽しく撮影してます」と充実感。これからの放送の見どころについて「常子が花山に(雑誌を一緒に作ろうと)口説きに行くシーン。自分の思いを語って、それは印象深い。(出版社編でも)自分が何をやりたいのか、演説するシーンが多い。昨日も自爆してしまい、(頭の中が)ぐちゃぐちゃになりましたが、がんばってます」と苦労も明かした。唐沢も「情熱的にしゃべるシーンが多い。たくさん出てくるし、期待していいと思う」と胸を張った。

 放送も後半戦。自身の役について聞かれた高畑は「撮影も後半ですが、最近になって常子のことがわかるときがある」と吐露。「常子はいつも前にしか進まないんです。とりあえず前へ前へのバイタリティ。やればやるほど常子を尊敬するし、(撮影が)あと2カ月くらいなので寂しい。もっと知りたい」と語った。

 「とと姉ちゃん」は昭和初期から高度経済成長期を背景に一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子(しずこ)。

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