高知容疑者引退作の原作者が怒りの訴え「役者に身体検査を」

[ 2016年6月25日 21:30 ]

24日、警視庁・湾岸署に移送される高知東生容疑者

 「溝鼠」シリーズや映画化&舞台化された「忘れ雪」などで知られる作家の新堂冬樹氏が24日夜、自身のブログを更新。覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された元俳優で会社経営の高知東生(本名大崎丈二)容疑者(51)に怒りを示した。

 高知容疑者は昨年6月、義父の介護などを理由に芸能界を引退。同年秋に公開された映画「忘れ雪」「W~二つの顔を持つ女たち~」が引退作になったが、2本とも原作は新堂氏だった。

 「特に『忘れ雪』はチャンソン君演じる主人公の獣医の父親役という優しく誠実な役柄なので、作品に対してのイメージダウンも甚だしい。共演者もかわいそうだ」と嘆き「今後、このようなことが起こらないよう、役者を起用する時にはクランクインの前にスポーツ選手の『ドーピング検査』のような『身体検査』を是非、採り入れてほしい。人権云々は関係ない。1人の罪で何千万、場合によってはそれ以上の損害の出る話なのだから、アスリートと同じように『プロ』として検査を受けるのは当然のことだ」と持論を展開した。

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2016年6月25日のニュース