石坂浩二 新番組は独演会!?「凄く楽しくやりました」

[ 2016年3月13日 05:30 ]

新たに司会を務めるBSジャパン「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」の収録後会見し、ガッツポーズを見せた石坂浩二

 テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の司会降板をめぐり騒動になった俳優石坂浩二(74)が12日、新たに司会を務めるBSジャパンの新番組「開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン」(来月7日スタート、木曜後9・00)の初回収録に臨み、都内で会見を行った。

 「何かゴチョゴチョッとしましてね」と騒動を振り返り「ご迷惑をおかけしたというか…僕がご迷惑を受けたんだけどね!」と自虐的コメントで会見場の笑いを誘った。

 約21年出演したテレ東の「なんでも鑑定団」は今月29日放送分で降板。局側は意図的な編集を否定したが、約2年にわたり、放送では石坂の発言がほとんど流れない状態が続いていた。降板を告げられた背景には、制作会社所属のチーフプロデューサーとの確執が浮上していた。

 新番組は石坂とお宝の鑑定の専門家、依頼主らがトークを繰り広げるもので、石坂が討論の中心となる。「今度はカットされる心配がないですね?」と報道陣に質問されると「独演会になるんじゃないですかね」と笑顔で語った。

 「なんでも鑑定団」の姉妹番組として誕生し、同じ制作会社が手掛けるが、スポニチ本紙の取材によると、石坂との確執が指摘されていたチーフプロデューサーは今回の制作陣には入っていない。

 騒動も収束し、新たなスタートを迎えたとあって、石坂は終始穏やかな表情。初収録について「こういう番組をやってみたいと思っていた形に近い。凄く楽しくやりました」と語り、「末永く頑張ろうと思っている」とガッツポーズに力を込めた。

 【鑑定団騒動経過】
 ▼2016年1月上旬ごろ テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」についてネット上などで、石坂の発言が放送でほとんど流されていないことが指摘される。1月26日の放送では石坂のコメントは「こんばんは」と相づちのみ
 ▼1月28日 石坂が司会降板を通告されていたことと、背景には制作会社所属のチーフプロデューサーとの確執が浮上していることを本紙が報じる
 ▼同 テレビ東京の高橋雄一社長が定例会見で石坂とプロデューサーとの確執について「聞いていない」
 ▼同30日 テレビ東京が石坂の降板を正式発表
 ▼2月6日 騒動後初の収録。騒動について共演者に聞かれ、石坂は「私も知りたい!」
 ▼3月5日 最後の収録

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2016年3月13日のニュース