田村正和 まゆゆ称賛「あそこまで行く人は根性が違う」

[ 2016年3月11日 10:45 ]

テレビ朝日「地方紙を買う女」で初めて芸者を演じ、田村正和(左)が演じる作家の酌を受ける渡辺麻友

 俳優の田村正和(72)が本紙のインタビューに応じ、テレビ朝日のドラマ「松本清張 二夜連続ドラマスペシャル第一夜 地方紙を買う女」(12日後9・00)で初共演したAKB48の渡辺麻友(21)について語った。

 田村は主人公の作家役で、渡辺は作家らの前で笛を披露したり酒を酌み交わしたりする芸者役。田村は「(撮影の日に渡辺は)早めに行って、所作などの指導を受けていた。しっかり笛を吹いていたし所作もちゃんとしていた。やはり、あそこまで行く人は根性が違うんじゃないでしょうか」と感心した。

 ふだんAKBとは縁が薄そうだが、テレビで聴いたことがある「恋するフォーチュンクッキー」と「ヘビーローテーション」が実は好きだと告白。ドラマの食事会の時にスタッフから渡辺がメンバーであることを知らされ「この子が歌っているんだ!?と思った。その時、目の前でフォーチュンクッキーを踊ってもらって、楽しい思い出になった」と笑った。

 このドラマには広末涼子(35)、水川あさみ(32)も、重要な役どころで出演。広末とはTBS系「おとうさん」(02年)以来約13年ぶり、水川とはフジテレビ系「さよなら、小津先生」(01年)以来約14年ぶりの共演となった。

 「涼子ちゃんは僕の娘を2回やっている。2人ともかわいかったが、大人になったと思った。本当に、またご一緒できて良かった」としみじみ語った。

 自身が演じる作家という役柄に関しては「作家と役者は違うけれども、両者とも、多かれ少なかれ業のようにものを持っている」と共感を示していた。

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2016年3月11日のニュース