新作SW 監督が黒澤作品の影響明かす「世界で最も秀ででいる」

[ 2015年12月10日 20:52 ]

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」ジャパンプレミアに登場した新ヒロインのレイを演じるデイジー・リドリー

 人気映画シリーズの最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(18日公開)のジャパンプレミアが10日、六本木ヒルズで行われた。

 新ヒロインのレイを演じるデイジー・リドリー(23)、脱走兵フィン役のジョン・ボイエガ(23)、悪役カイロ・レンを演じるアダム・ドライバー(32)ら主要キャストと、メガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督(49)がファンの声援に応えた。

 デイジーは「マタニホンニコラレテ、ウレシイデス」と日本語であいさつし、ファンの大歓声を浴びた。自身の役どころについて「一人で暮らしていたのですが、フィンと出会ってすごい冒険にくり出す役どころです」と語った。

 スター・ウォーズシリーズは黒澤明監督をはじめ、日本の影響を受けていると言われているが、本作についてもエイブラムス監督は「クロサワ監督はジョージ・ルーカスに非常に影響を与えた方ですし、クロサワ作品は世界で最も秀でている作品だと思う。今回もクロサワ作品を見ていろいろと影響を受けた」と明かしていた。

 新作は、エピソード6「ジェダイの帰還」(83年)から約30年後が舞台。エイブラムス監督は「今回はまったく新しいストーリーです。アクションやアドベンチャー、そしてコメディー、大きなハートがある作品です」とアピールしていた。

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