五木ひろし 出番3秒通行人役「ずっと休んでんのも何なんで…」

[ 2015年8月18日 20:01 ]

生涯初、通行人役で松竹新喜劇に出演した五木ひろし(C)松竹

 歌手・五木ひろし(67)が生涯初のチョイ役「通行人」を体験した。五木は現在、京

都南座で上演中の「松竹新喜劇 葉月爆笑公演」に特別出演中だが、本来なら出番がないはずの2演目目「しぶちん」に通行人役で出演。舞台となる材木屋の前を上手から下手へ、傘を差し通りがかった。

 出番はわずか3秒ほどだったが客席は大喜び。共演の藤山扇治郎(28)は「一番、拍手が大きかった」と振り返り、渋谷天外(60)も「誰かおるな、と思たらとんでもないオーラでびっくりした」と話した。

 同公演は五木が女好きの殿様を演じ、松竹新喜劇の名作「駕籠や捕物帳」と五木の歌謡ライブの3本立てで五木が故・藤山寛美さんと生前親交が深かったことから、特別出演が決まった舞台。

 通行人出演は「(2演目目に)ずっと休んでんのも何なんで…」と、五木のサービス精神から実現したもので「明日からもどっかで出るかもしれませんよ」と不敵に笑っていた。公演は25日まで。

続きを表示

2015年8月18日のニュース