元日活スター浜田光夫7年ぶり本格復帰!五木ひろし座長公演に出演

[ 2015年8月16日 06:00 ]

五木ひろし(右)の座長公演で本格復帰する浜田光夫。5月に親睦ゴルフをした際の写真

 吉永小百合(70)とのコンビで、日活スターとして純愛映画をヒットさせた俳優の浜田光夫(71)が、7年ぶりに本格復帰する。

 五木ひろし(67)が座長を務める東京・明治座の10月公演「五木ひろし特別公演」に出演。大病で大舞台から遠ざかっていたが、「年を取ったけど、1カ月頑張れる自信がある」と力を込めている。

 公演は芝居とショーで構成。浜田が出演するのは、芝居「めおと囃子」。五木演じる大工の勝五郎と、由紀さおり(66)演じる妻・千代による人情喜劇で、浜田は大工の棟梁(とうりょう)役。08年以来の大きな舞台となるが、「セリフが多いのは心配だけど、楽しみだね」と笑った。

 五木と浜田をつないだのは昭和の歌姫、故美空ひばりさん。浜田はひばりさんの長男・加藤和也氏の義父で、親戚関係にある。

 13年7月、ひばりさんのフィルムコンサートに五木が出演し、浜田も会場を訪れた。その際に五木が「今度、一緒に仕事をしたいですね」と声を掛け、3年越しで実現した。浜田は10年に急性膵炎(すいえん)、2年後の12年には心筋梗塞を患い、療養して仕事をセーブしてきた。大好きな酒の量を大幅に減らし、ウオーキングなどの運動を続けて、五木との約束を果たした。

 「五木さんがピッチャーなら、僕はショート。しっかり仕事をして座長をもり立てていきたい」と意気込みを語った。

 ◆浜田 光夫(はまだ・みつお)本名浜田斌(あきら)。1943年(昭18)10月1日、東京都生まれの71歳。60年に「ガラスの中の少女」で本格デビューし、その後は日活スターとして活躍。同作に主演した吉永小百合とは計44作で共演した。代表作に「愛と死を見つめて」「キューポラのある街」など。

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