「ラブ&ピース」の田口清隆特撮監督 “心の師”樋口真嗣監督の激励に感激

[ 2015年7月11日 12:16 ]

映画「ラブ&ピース」のトークショーで初披露された巨大カメ「ラブちゃん」と参加した音楽の福田裕彦、田口清隆特撮監督、出演の大沢まりを

 園子温監督の「ラブ&ピース」の特撮を手掛けた田口清隆監督(35)らが10日、「特撮トークナイト」と題したイベントを東京・TOHOシネマズ新宿で開催。映画で重要なカギを握る巨大カメ「ラブちゃん」を初披露した。

 主演の長谷川博己(38)の運命を導くキャラクターで、これまでポスターなどにイラストで登場していたが、その詳細は伏せられていた。もともとはミドリガメで徐々に巨大化していくが、田口監督は「園監督の演出を側で見られたのは勉強になった。今までは低予算の特撮をやってきて、初めてぜいたくにやらせてもらったので、楽しく苦しくもあったが実になり、いろんな実験もできた」と満足げに振り返った。

 映画を見た樋口信真嗣監督(49)からは、「ちくしょー、田口、やりたい放題じゃねえか。悔しいがでかした」と祝福のメッセージも。田口監督は、「(樋口監督が手掛けた)“平成ガメラ”シリーズを見てこの道を志した人間としてはうれしい限り」と大喜びだった。

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2015年7月11日のニュース