中居正広「僕大丈夫ですから」父の死報道の大きさに驚き

　ＳＭＡＰの中居正広（４２）が１６日、ニッポン放送「中居正広のＳｏｍｅ　ｇｉｒｌ’ＳＭＡＰ」（土曜後１１・００）に出演。父・正志さんが２月に死去していたことを前週に伝えていたが、この日は「僕全然大丈夫ですから」と立ち直っていることを強調した。

　正志さんの死が想像以上に大きく報道されたことに驚いた中居は「親父すげーことになっちゃっているよ」と墓前で報告したという。友人からも心配する連絡が多く寄せられたことを明かしつつ「時間がたってますので、何よりも僕全然大丈夫ですから」と明るく振る舞った。

　前週の続きとして、亡くなる１カ月前の話などを披露。正志さんが亡くなる１０日ほど前に中居が生まれ育った神奈川・藤沢へ行ったという。

　「最初鵠沼へ行ったのかな、僕の小さい頃のアルバムを持って行って。ここで壁当てしたとか素振りしたとか再現して。写真照らし合わせながら。親父もちょっと興奮したりして」と一言一言かみしめるように振り返り「それに行けたのが良かったな」とつぶやいた。

　正志さんは２０１３年２月に肺がんと診断され、３月に片方の肺の摘出手術。同年秋にリンパに転移し、放射線治療などを経た後、昨年５月か６月には喉頭がんが見つかり、８月に手術を受けた。

　ジャニーズタレントの家族としては極めて異例の存在で、バラエティー番組に数多く出演。３人兄弟の末っ子である中居のことを愛情を込めて「ヒロちゃん」と呼ぶなど、ほほ笑ましい父子のやり取りを展開した。ＳＭＡＰファンのみならず、広く一般の視聴者にも好評だった。