アナ雪がけん引!2014映画年間興収、4年ぶりに2000億円突破

[ 2015年1月27日 15:03 ]

 日本映画製作者連盟(映連)の新年記者発表が27日、都内のホテルで行われ、2014年の年間興収が2070億3400万円となったことが発表された。史上最高興収を記録した2010年以来、4年ぶりの大台突破。興収発表となった2000年以降で3位となる好成績を収めた。

興収の邦画と洋画の構成比は58.3%対41.7%と邦画が優勢となった。だが洋画は、歴代3位となる興収254億8000万円を記録した「アナと雪の女王」がけん引する形で前年比で2.3%盛り返した。

 一方で、映画人口は1億6111万6000人で前年比103.4%の微増。映連の岡田会長は、「昨年の今頃は、消費税などのこともあり危機感を抱いていたが、“アナ雪”効果もあり、思いのほかいい結果となった。だが、映画人口は我々の悲願である2億人にはまだまだ。なお一層の努力をしていきたい」とした。

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2015年1月27日のニュース