「海の日」大河南都子さん ネーティブ英語で「新日本美人」象徴に

[ 2015年1月27日 05:30 ]

水着審査でランウェーを歩くミス日本「海の日」に選ばれた大河南都子さん

第47回ミス日本コンテスト2015

(1月26日 東京・新宿 京王プラザホテル)
 「海の日」は、早大3年の大河南都子さん(おおかわ・なつこ、20)が選ばれた。小学校から高校までを米ハワイ、ニューヨークで過ごしたため第一言語は英語。酒井審査委員長によると、ネーティブな英語を話す女性がミス日本の各賞に選出されるのは「歴史上初めて」といい、「行動する新日本美人」の象徴的存在となった。

 愛知県生まれながら、帰国子女らしいエキゾチックな顔立ち。発表の瞬間は端正な顔をくしゃくしゃにして喜んだ。今でも英語で物を考え、頭の中で日本語に翻訳してしゃべるため、序盤は緊張も手伝い、トークもぎごちなかったが、ハワイのビーチ仕込みの?水着審査で「緊張がほぐれました。今を楽しもうと切り替えた」と、健康的な美を振りまいた。

 夢は国連の仕事に携わること。「真の国際人になるため」母国の大学を選んだ。「受賞を機にいろんな人に会って自分のバネにしたい。英語を生かし、アメリカだけでなく世界との懸け橋になりたい」と目を輝かせる。

 放送中のNHK連続テレビ小説「マッサン」でアメリカ人がヒロインを務めるなど国際化のすそ野が広がる日本。「マッサン、見てます!あまちゃんと同じくらい好き」と無邪気に笑い、「何十年か後には、私も朝ドラの題材になれたらうれしいな。“なっちゃん”ドラマ化目指して頑張ります!」と力を込めた。

 ◆大河 南都子(おおかわ・なつこ)1994年(平6)12月21日、愛知県生まれの20歳。早大国際教養学部3年。特技はバレエ、バイオリン、英語。趣味は生け花、ミュージカル観賞、ダンス。座右の銘は「すべてはほほ笑みから始まる」。1メートル64、46キロ。B81・W55・H86。血液型A。

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