芸人並みの徹夜ロケも!ラブリを支える「和の心」

[ 2015年1月25日 11:00 ]

”親戚のお姉さん” みたな親近感が魅力のラブリ

 ハーフ美女の活躍が目立つバラエティーの世界で、今年の大ブレークが期待されるのがモデルのラブリ(25)だ。歯に衣(きぬ)着せぬ、本音トークで笑いを取り、芸人並みの徹夜ロケもこなす。そんなバイタリティーあふれる活動を支えているのは、意外にも「和の心」だという。

 パッチリした目に、プックリした唇。やはり、女性ファッション誌「JJ」専属の人気モデルだけはある。スペイン系フィリピン人と日本人のハーフらしく、顔立ちはラテン系。だが容姿とは裏腹に、内面は「和の心」で満たされている。

 まずは盆栽。もともと花やドライフラワーなど植物全般が好きで、その延長で興味を持ったという。「見てるだけで落ち着くんです。自分よりも歴史があって」。

 盆栽の手入れは自らしているが、「まだ私は人間としての経験値が足りない。60、70歳になってようやく盆栽と話ができると思うんです」と語る。

 ハーフ美女の口から出た、悟りの境地に達したような話。それでも、なるほどなと聞き入ってしまう説得力がある。

 盆栽に触れることで、学べることもあるという。「腰が低くなって、謙虚にいられるんです。人間の心を教えてもらっている」と説明する。盆栽は、手掛ける人によってまったく違うものになる。人の性格が出る。「展示会に行くと、いろんな盆栽がある。ドーンと派手なのもあれば、奥ゆかしさを感じるシンプルなものもある。私はシンプルなものが好き」と目を輝かせた。

 もうひとつの和の趣味は神社仏閣巡りだ。「10代の時から好きなんです。愛媛県松山市の実家が自然に囲まれてるところだったので、お寺の自然が身近なものに感じるんです」。上京前には四国八十八カ所の巡礼もしたというから相当なものだ。

 神社の魅力は「時間が止まるような空気感」。仕事で多忙な日々が続くだけに「そういう時間を大事にしてます」と話す。

 お参りに行っても、欲は出さない。初詣には東京・赤坂の日枝神社を訪れたが、「“こうなりたい”とは言いません。そんなに世の中甘くないでしょって思うので。昨年1年間を楽しく過ごせたことに感謝をしました」と言う。これが盆栽に教えられた謙虚さなのか…。

 ◆ラブリ 1989年(平元)11月27日、松山市生まれ。10年にフジ「めざましテレビ」のリポーターとして芸能界デビュー。12年12月から雑誌「JJ」専属モデル。特技は乗馬、絵を描くこと。1メートル65、B81・W57・H83。血液型O。

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