「アメトーーク!」14年で一番ウケたのは“高校野球大好き芸人”

[ 2014年12月6日 15:41 ]

さまざまなテーマで番組を盛り上げる「アメトーーク」

 毎週“○○芸人”というテーマを掲げ、ある共通点を持った芸人、タレントとともに“深く”“楽しく”トークを繰り広げる、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」が司会のバラエティ「アメトーーク!」。2014年も様々なテーマが設けられ、11月27日の放送では「気付け!大谷翔平スゴイんだぞ芸人」というピンポイント過ぎるテーマを採り上げた。さて今年も残りわずか、14年の「アメトーーク!」放送テーマで、一番好評だったのは、どのテーマだったのだろうか。

 データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」によると、今年の「アメトーーク!」で満足度トップだったテーマは、8月7日放送の「高校野球大好き芸人・延長戦」で4・05(5点満点)。高満足の基準3・8を超えた高成績だった。またその前週に放送された「高校野球大好き芸人(前編)」も4・0で、3位にランクインしており、ちょうど夏の甲子園が予選から本大会へ盛り上がりを見せる時期と重なったこともあるが、「高校野球大好き芸人」は総じて好評だったようだ。

視聴者の回答からも、「高校野球は見ませんが、とても面白かったです」「今まで野球なんてみたことがなかったけど、おもしろおかしく解説していて興味がでた。今年は高校野球見てみようかな」など、高校野球視に日ごろなじみのない視聴者にもウケたことがうかがえる。

2位は博多華丸・大吉をはじめとする、福岡で活躍する芸人を集めた「福岡芸人会」(2月13日放送)で4・03。「このマニアック感が好き」「博多華丸大吉がいたので楽しめた!」など、テーマのマニアックさと、出演者に対しての評価が多かった。

逆に一番満足度が低かったテーマは、11月20日放送の「USJ大好き芸人」で3・28。「もっとUSJ情報が知りたかった」「USJは好きだけど、共感できるところがなかった」など、テーマというよりは、出演者のトークと視聴者の思い描いていることがかみ合わなかったようだ。

 テーマによってさまざまな反応がある「アメトーーク!」だが、それが番組の持ち味。どういうテーマで、どのような話が飛び出すのか。11日の放送は「もとやれるはずだったのに…2014反省会」。予測不能なトークが満足度を高めてくれそうだ。

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2014年12月6日のニュース