“インテリAKB”武藤十夢 気象予報士の勉強中「一発で合格したい」

[ 2014年11月16日 10:00 ]

今年の選抜総選挙で24位に上昇した武藤十夢。「AKBの幅を広げられる存在になりたい」と語る

 AKB48の新曲「希望的リフレイン」(26日発売)で、武藤十夢(19)が初めてシングルの表題曲の選抜メンバーに入った。2011年のオーディションに合格した12期生で、今年の選抜総選挙で24位まで上昇。活動の傍ら大学に通いながら、お天気キャスターを目指す「インテリAKB」だ。今回の初選抜でさらなる飛躍が期待される「とむ」の素顔に迫った。

 ――お天気キャスターを目指しているそうですね?

 「はい。今、気象予報士の勉強をしています。1年くらい前から、なりたいと思い始めました」

 ――なぜ?

 「AKBは人数が多いので、何か武器が必要だと思ったんです。私に何かできることはないかと考えた時、大学(学校名は非公表)に通っているんだから、そういう面を生かしたいと思いました」

 ――「インテリAKB」ですね!?

 「果たして自分が本当にそうなのか分からないんですけど…(笑い)。でも、そういうところを出していけたらいいなと思います」

 ――学力を生かすなら、お天気にこだわらずにニュースキャスターを目指せば?

 「やはり、資格って大きいじゃないですか!?気象予報士の免許(登録証)を持っているだけでお仕事が増えると思うので…」

 ――免許はいつまでに取りたい?

 「大学を卒業するまでに取りたいので、あと2年のうちですね。試験の合格率は毎回5%くらいなんですよ。みんな、だいたい3、4年かけて取るらしいんですけど、10年たっても取れない人もいるらしい。だけど、私は番組の企画でも勉強の過程を取り上げてもらっているので、できれば一発で合格したいです」

 ――大学では何を専攻しているのですか?

 「経済です。経済を専攻していることには特に大きな理由はないんですけど…(苦笑い)」

 ――AKBの活動を続けていく上で、大学の勉強は負担になりませんか?

 「私は付属校から大学に上がったんですけど、高校の時の方が勉強は大変でした。だから、今は以前と比べると苦にならないです。人生は一度きりですから、いろんなことを経験しておきたい、やれるところまでやってみたい、という気持ちです」

 ――でも、せっかくの大学生活なのにAKBは恋愛禁止だから合コンとかはできませんよね?

 「確かに、できませんね(笑い)。でも、こっち(AKB)が充実しているので…」

 ――男性はともかく女性の学友から「とむ、遊びに行こう!」と誘われない?

 「誘われますね。例えば“2週間後の月曜日は空いてる?”と聞かれて、その時は空いているので“大丈夫!”と答えるんですけど、前日にお仕事が入ったりすると“ごめん、あす、行かれなくなっちゃった…”と断ることになります」

 ――友達が減っちゃいそうですね?

 「こっちは友達だと思っているんですけど、向こうから“知り合い”に格下げされちゃっています(笑い)」

 ――それでもAKBの仕事がしたい?

 「(即答で)はい」

 ――将来はお天気キャスターになるとして、AKBの中ではこれからどんな存在になりたいですか?

 「AKBにはかわいい子が多いじゃないですか!?私はかわいい感じじゃないので、AKBの幅を広げられるような存在になりたいです」

 ――武藤さんも十分にかわいいと思いますけど…!?

 「本当ですか…!?(笑い)。割と若手の中では年上の方なので、みんなをまとめたり、支えてあげられるようになれたらいいなと思います」

 ――若手メンバーのお姉さん的存在?

 「はい。よく相談を受けたりはします。果たして、私の答えが役立っているかどうかは分からないですけど、話を聞いてあげることは多いです」

 ◆武藤 十夢(むとう・とむ)1994年(平6)11月25日生まれの19歳。東京都出身。2011年5月、劇場公演でデビュー。12年6月の選抜総選挙で研究生としてただ1人のランクイン(49位)。同年11月、大島優子がキャプテンを務めるチームKで活動開始。今年2月の大組閣祭りで、チームAへの異動が発表された。氏名は下から読んでも「むとうとむ」。愛称・とむ。身長1メートル56。血液型B。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月16日のニュース