目指せ!未来の杏 “スターの原石”は滋賀県の18歳女子大生

[ 2014年11月2日 16:32 ]

グランプリに選ばれた小林京香さん

 女優の杏(28)や佐々木希(26)、俳優の松坂桃李(26)らが所属する芸能プロダクション「トップコート」が設立20年を記念し開催したオーディションの最終審査会が2日、都内で行われた。応募者1万人の中からグランプリに選ばれたのは滋賀県出身の大学生・小林京香さん(18)。「いつか自分が主演する映画に出たい」と大きな夢への第一歩を踏み出した。

 小林さんが女優を志したのは小学6年のころ。クラシックバレエを習っていたが、「声を使ったお芝居をしてみたい」という気持ちが芽生えたという。大学でも映画学科に在籍し、演技を勉強している。本番に向け滑舌の練習など地道な努力を積み重ねて審査でも高い評価を獲得した。憧れの女優は「あまちゃん」などに出演していた橋本愛(18)の名前を挙げ、「同じ年なのがすごく刺激的。尊敬しています」。橋本が出演した「管制塔」という映画に受けた影響が芸能界を目指した理由にもなったという。

 芸能界の入り口に立ったが、「自分らしさを忘れず、生き生きと。吸収するところは吸収してやっていきたい」と謙虚ながらもはっきりとした口調で強い意思を感じさせた。今年、設立20周年を迎える「トップコート」が“スターの原石”を求めて開催した大規模なオーディション「トップコート20thスターオーディション」。約半年間に渡る審査をくぐり抜けた男女12人がこの日の最終審査に挑んだ。

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2014年11月2日のニュース