“虎党”月亭八方 独演会で10年ぶり阪神の特製羽織姿「大変な日」

[ 2014年10月26日 08:10 ]

阪神タイガースのロゴ入り特製羽織を着て楽屋ばなしをする月亭八方

 落語家の月亭八方(66)が25日、日本シリーズ初戦に挑んだ阪神タイガースと同時刻に大阪・なんばグランド花月で独演会「落語誘笑会 パート4」を開いた。

 虎党だけに開口一番、「大変な日。想定外とはよく言うけど、考えられへんことが起こった。阪神が日本シリーズに出るとは」と苦笑い。昨年春に人間ドックで突然死の兆候とみられる不整脈が見つかり、医師に安静を命じられたのを引き合いに、「CSで巨人との第3戦、あと1死で勝つ場面から心臓がバクバク…医者にこのまま見ていいものか相談した」と言って、笑わせた。

 「また心臓が騒ぐイベントが始まる」とソワソワしながらも、落語2席と、「約10年ぶりに着た」という阪神の特製羽織姿で得意の“楽屋話”も披露。終演直前には勝利を確認し、「勝ちました、ありがとうございました」と報告して、客席から拍手を浴びていた。

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2014年10月26日のニュース