なっち“新境地”初ステージ モー娘卒業から11年「新たな出発点」

[ 2014年10月26日 08:11 ]

新曲を披露する安倍なつみ
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 元「モーニング娘。」で歌手の安倍なつみ(33)が25日、アルバム「光へ」の発売記念ライブを都内で行った。クラシックとポピュラー音楽の融合という新境地を切り開いてから初のステージ。04年のモー娘卒業後は方向性に悩んでいたというが「これが私の新たな出発点」と胸を張った。

 ミュージカル活動で会得した発声法は、モー娘時代の「なっち」とはひと味違った。「エリザベート」の劇中歌「私だけに」など11曲を披露。「緊張で膝がガクガクした。新たな挑戦を一人でも多くの人に聴いてほしい」と笑顔を浮かべた。

 モー娘卒業から10年9カ月。トップアイドルグループでセンターを張り続けてきた安倍も、ソロでは詩の盗用疑惑などで試練を味わった。「卒業して数年は、私どこに向かっているんだろうって思っていた」などと?藤を告白していた。

 今月22日に発売した「光へ」で脱アイドル路線に転換し、かつて「ライバルとしてバチバチに意識してやっていた」というモー娘の仲間からも背中を押す声が相次いだという。「飯田圭織ちゃんは“掃除機をかける手を止めて聞き入ってしまった”とメールをもらった。ごっちん(後藤真希)も“新曲聴きたい、聴きたい!”って言ってくれた」。新たな出発に確かな手応えをにじませた。

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