呉美保監督が凱旋、トロフィーは函館に モントリオール映画祭監督賞

[ 2014年9月4日 08:17 ]

都内で凱旋会見を開いた呉美保監督

 カナダで開かれていた第38回モントリオール世界映画祭のコンペ部門に出品した「そこのみにて光輝く」で、最優秀監督賞を受賞した呉美保監督(37)が3日に帰国し、都内で凱旋会見を開いた。

 喜びの会見にトロフィーはなし。「(原作者の作家)佐藤泰志さんのお墓に真っ先に持って行ってほしい」という思いで、作品の舞台であり、墓のある北海道函館市の関係者に既に渡したという。家族で一番喜んだのは祖母。「授賞式で吉永小百合さんと隣同士で写ってた写真が、何より大きな喜びだったみたい」と話して笑わせた。

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2014年9月4日のニュース