吹石&青木が主演 夫婦でがん、余命宣告 TBSで実話ドラマ化

[ 2014年9月4日 06:00 ]

TBS「ママとパパが生きる理由。(仮)」で主演する吹石一恵と夫役の青木崇高

 TBSで11月から、がんのため余命宣告を受けた夫婦の実話をベースにしたドラマが放送される。昨夏に40歳で他界した女性のブログをまとめた書籍「私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。」(芽生=めい=著、大和出版)が原案で、タイトルは「ママとパパが生きる理由。(仮題)」(木曜後9・00)。末期の乳がんと診断されたが、2人の幼い子供を残して死ねないと前を向く主人公を吹石一恵(31)、妻に続き自身の肺がんを知る夫を青木崇高(34)が演じる。

 吹石は「生きることに対してネガティブにならず、最後まで諦めなかった姿勢もキャラクターに反映できたら」と気合を入れ、青木も「お互いを支え合える最強の夫婦になりたい」と意気込んでいる。

 原案著者の芽生さんの夫は「本当に優しく、強かった妻の姿を、一人の視聴者としてテレビの画面で見られることを楽しみに待っています」とドラマ化を喜んでいる。自身の現状については「仕事をしながら子供たちと生活を送ることはできていますが、根治・寛解はしていない状態」としている。

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2014年9月4日のニュース